モルヒネは頑張るための薬
昨日、一昨日と症状は変わることなく、本日朝から病院に電話して午後から診察してもらうことに。
しかし、昼過ぎ。
念願のお通じが💩
これで良くなる〜♪と思いきや腹痛はおさまらず。
なぜ?
その後も特に症状は変わることなく、診察時間に。
先週撮ったCTや腫瘍マーカーを見比べながら先生の説明を受ける。
色々紆余曲折ありましたが、最終判断は、ガンによる痛み。
とのことでした。
便秘でもイレウスでもなく、大腸にちょろちょろと散らばっているガンが痛みを起こしているとのこと。
ガンによる痛みは通常の鎮痛剤(ロキソニンなど)は効かないことが多いらしく、確かにこの3日ほど鎮痛剤を何度か飲んでいたが効いていないようだった。
そこで「モルヒネ」の登場。
病院の先生はなぜモルヒネを使うことを説明する時に、ものすごく言いづらそうに説明するのか・・・?医療用麻薬とか、麻薬という単語が付くから?
確かに「ガンによる痛み」=「末期」だからかもしれないけれども。
「モルヒネ」か、、、とうとう終わりか・・・。
みたいに思っちゃわないこともない。
でも今日診てもらった先生は
「まだまだ頑張りたい!と思うための薬」
と説明してくれた。
ガンで痛いと治療なんか続けられない。
生きることを続けることも辛くなる。
薬で取れる痛みは取ればいい。
痛みが無いからもう少し治療を頑張ってみたいと思える気持ちを持つ方が大事。
昔は「抗がん剤中は痛み止めなんか使わない。我慢せぃ!!」
というスパルタ治療が多かったらしく、抗がん剤治療ができなくなった人が使う薬がモルヒネだったらしい。
そのせいで「モルヒネ」=「もう治療はできない状態」というイメージになったようです。
実際、病院から帰ってきて、モルヒネを服用した母は、ここ何日も自分から食事をすると言わなかったのに「豚汁が食べたい」とリクエストしてくれた。
根本は何も解決はしていないけれど、気持ちを上むきにすることはできる💪
母がちょっとでも元気なら私も元気🥰
痛くなく、苦しくなく、なるべく楽しく治療共存が目標。
今回は腫瘍マーカーが一気に600超えにぐーーーんと上がってしまいましたが、腫瘍マーカーは上がったり下がったりするもの。
薬が効かないなら、食事だ🍚
食事ができないなら、気持ちだ💖