家族で介護をする難しさ
母には息子と娘(私)がおります。
母が退院してから4日。
この3日は基本的に私が母についていましたが、これからは家族で交代制に。
弟は私と同じ気持ちで、同じ方向に向かってくれているので、協力的でとても頼もしい。
初日、私が母のトイレを介助しているとさすがに衝撃で悲しくなってしまった様ですが、こればかりは慣れ。
もちろん、私も最初はとてもとても辛かった。
これまでは母は「私たちに何かをしてくれる人」というのがなんとなく当然だったのに、急に私たちがする側になってもちろんものすごく戸惑った。
やっぱり一番はトイレで、もともと足の悪い母はトイレに移動することが難しくなり、私たちがズボンや下着を下ろさないといけなくなった。
トイレに間に合わず、床やズボンを汚してしまうこともしばしば。
それでも弟や父、叔母もなるべく協力しようとする。
それは私とすればとてもありがたいことですが、3人はやっぱりまだ受け身なので「出来ればしたくない」という気持ちがちらほら見えてしまう。
そういうこともあってかやっぱり母は3人にはちょっとして欲しく無い感じ。
夜、母のベッドサイドで眠り、万が一の緊急事態に備えている。
それに関しては母もそこまで拒否反応はない。
昨日の夜から今日の朝にかけては弟が一緒に眠った。
そして今日は1日、弟が母の面倒を見る当番。
ちょっとした呼び出しや、ヘルパーさんの対応など。
でもトイレだけは、どうしても私を呼んでしまう母。
母の呼び出しに急いで駆けつけるも「お姉ちゃん呼んで」と言われ、なんだか母に拒否されたように感じてしまう模様。
私は母のトイレ介助は随分慣れたので、今では辛いとか悲しい気持ちはないので呼ばれる分には問題ない。
どちらにも我慢をさせないためには私がすれば問題無し。
ただ、私は普段は在宅で仕事をしているので基本的には家にいるが、どうしても仕事で出ないといけない時もあり、その時に対応出来ないととても困る。
なるべくお互いに我慢してもらって、慣らすべきなのか。
非常に迷いどころ。。。
今日は母はちょっと気持ちも落ち込み気味で、そんな状態で余計なストレスをかけたくないのも事実。
毎日模索しながら考えていくしかないことなのですが。。。
そして今日、落ち込み気味な母のテンションは夜に爆上がり。
元主治医の先生がまたお見舞いに来てくれた😍
小一時間ほど他愛ない話をしてくれ、自分も励まされているとか、まだまだたくさんの奇跡を信じていると母に話してくれた。
ついさっきまで「もう長くない」と落ち込んでいた母が「私、あと20年は生きるから!」と先生に話すまでに。
あちこち調子が悪く、気持ちが下がることも多いが、こんな風にちょっとしたことでもテンションが上がる。
長かろうが長くなかろうが、楽しい時間が多いに越したことはない。
まだ帰って来て4日。
慣れないことも考えることもたくさんあるけれど、踏ん張って楽しく行こう!
夜ご飯前にお見舞いに来てくれた先生のおかげで、母、久しぶりに飲むお酢が飲みたいと言ってくれた。
(今まではうすーく焼酎を入れていましたがさすがにまだお酒は無し。)
水で薄めたお酢ジュース。
このお酢、母の誕生日とクリスマスにいつも買っていてとってもおすすめです。
砂糖や添加物は入っていないらしく、色も素材の色で綺麗です。
もう10年近く飲んでいる母。
今の母があるのはこのお酢の効果もあると母も私も勝手に感謝しております。笑
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