母の乳がんステージ4

母の病気について備忘録的に書いています

着々準備

本日ベッド搬入が完了。

そしてヘルパー内容決め、その他諸々の準備などがほぼほぼ完了。

母は今は要介護1ですが、おそらく今の状態なら要介護3になりそうとのことで、ケアマネージャーさんに申請を依頼。

 

要介護3ならかなりヘルパーさんを頼む回数も増やせそうなので、家族も働きながらなんとか母を支えられそうです。

税金やらなんやらなんて払いたくなーーい!と思っていたけれど、こういう時に助かる物だったんだと実感。。

 

そして、母に余命どうこうの話をして心配していた母の気持ち。

 

いつもの様に主治医の先生が連絡をくれるのですが、

「とても調子が良い」と。

 

水は非常に順調に抜けており、少ないながらも口から食べ物飲み物を摂れているようで、今日に関してはなかなか会話もはずんだとのこと。

転んでも起き上がる母でした。

 

しかも長らく使えなかったスマホまで自分で使って電話をかけてくるほどに。。

驚くばかり。。。

 

ただやっぱり言っている内容はかなりトンチンカンで、今は朝だの夜だの、ご飯は食べただの食べてないだのとちょっと心配になる感じ。。

 

入院と薬のせいのせん妄である可能性は高いそうですが、病気と年齢を考えると不安もあり。。

 

まぁなんにせよ明日からは直接顔を見て話ができるので、それで全て解決すること。

にゃんのベッドチェック

 

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在宅医療へ

本日、在宅医療担当の先生との面談がありました。

海坊主の様な先生(笑)でしたがとても熱い先生でした。

 

不安なことはなにか、最期はどこで迎えたいか、などふわっとした事からドキッとするような事まで、しっかり聞き取りをしてくださりました。

確かに、ふわっと在宅ケアをしているといざという時に困るのかも。

 

本人はもちろん、家族も無理をしない在宅ケアを勧めてくれている感じでした。

 

ただ、在宅ケアという性質上、「最期に向かうための時間」を前提にしている感じがしてそこだけがちょっとモヤっとしました。

一応私たちは、確かに余命というものはあるかもしれないけれど、まだ終わりを見ている訳じゃなかったので。

 

でも良い。

最期に向かうための時間じゃなかった事は後で証明できると今は信じてる。

 

そしてそして、退院日は明後日に決定。

明後日の10時。

これは今から準備がバタバタです。。。

まずはベッド置き場を作らないと・・・

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医療での治療から、気持ちでの治療へ

主治医の先生から在宅でのケアに向けて進められるとの連絡がありました。

本当に余命が1ヶ月や2ヶ月なら、1日も早く家に帰ってきて欲しい。

 

在宅医療を始めるかどうか。

私たちはもし本当に母といられる期間が残り少ないなら、今の様に面会も会話すらも出来ない状態よりも家で一緒に過ごしたい。

でも母は?

もしかしたらいつも頼れる主治医の先生や看護師さんが側にいないことで、不安が増す、や家で終末期的な過ごし方ではなく、もっと闘いたい。

そう思うかもしれない。

やっぱり母以外の人間だけで決めて良いことでは無いので、なんとか面会をして母と相談できる機会を作ってもらった。

 

何日かぶりに会った母はやっと生きているような、そんな雰囲気。

目の焦点は合わず、会話をしていても意識が遠のく(眠ってしまう)感じ。

 

でも母には全てを話した。

余命の話も。

そうでないときっと選択が変わってしまうから。

今の治療を頑張れば回復して退院できる、と思うときっとこのまま入院すると言うと思う。

 

あの朦朧とした母が内容を理解したのか、イマイチわからない。

でも、母は「家に帰りたい」と言った。

 

 

その母の言葉から、いろんなことが一気に動き出した。

明日在宅ケア担当の先生と退院に向けての面談を行うことに。

 

そして主治医の話では数日で退院ができるとのことだったので、ひとまず絶対に必要な介護用ベットのレンタルを依頼。

母は現在要介護1で、ケアマネージャーさんがいるのでその方に連絡。

ベッド、母が帰ってきた時のヘルパーさんの手配などをパッパとやってくれた。

ありがたい。

 

余命がどうこうの話はしていたが、主治医の先生は

「治療を終えた訳じゃ無い。治療の方針を変えただけ」と言ってくれた。

 

医療での治療から、気持ちでの治療への変更。

先生が諦めた言葉を言わないのは、家族にとっては本当に救い。

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余命のはなし

本日も母の主治医の先生から状態報告の電話がありました。

 

心臓の水は詰まること無く順調に抜けている。

でも抜けた分、溜まる状態。

加えて、お腹にも水が溜まり始めていて、かなりお腹が張ってきている。

 

現状、心臓の膜やお腹の膜などいろんな場所に癌が出来ており、水を出している状態。

そして、溜まった水を抜く。

 

でもその水は悪い物だけではなく、良い物(栄養など)も一緒に流してしまっている。

そのせいで、かなり衰弱が激しいとのこと。

 

もう今は電話すらままならない。

コロナが広がっていて、会うことも出来ない。

 

もちろん、退院できるほどに回復できるならここは我慢するしかない。

でも、もし退院出来なかったら。

こんなにずっと離れたままでそのまま母に会えなくなったら。

 

その不安もあり、今まで私たちが聞いたことのない「余命」について聞いた。

 

先生曰く

「今の状態のままだともってあと1ヶ月〜2ヶ月」

とのこと。

 

じゃあこれではいけない。

こんな状態でいてはいけない。

 

なんとか会う方法、一緒に過ごす方法はないのか、聞いた。

でも今は、病状が末期の患者さんが過ごす病棟にすら家族は入れないそう。

だから病院での治療をしている限りはおそらくほぼ会えない状態が続く。

 

そこで先生が「在宅ケア」を提案してくれた。

家で過ごしながら、治療を行う。

 

実際今の母は治療という治療はほぼ出来ていない。

ただひたすら水を抜き、食事が摂れないので点滴をする。

それなら家でも同じかもしれない。

私たちが24時間そばにいられる分、下がった気分は上げられるかもしれない。

 

今の母には医療はほぼなす術なし。

なら、あとは家族の力。

 

頑張れ頑張れは無し。

でもなるべく楽しく楽しく。

 

いつかその日が来ることはわかっている。遅かれ早かれ等しく全員に来る。

それなら悔いなく行きたい。

 

夜も遅かったので、詳しい話は明日以降在宅ケア科の担当の先生とお話してくれるそう。

今日はワンワン泣いて明日はきっと目がパンパンだ👀

近所のえべっさんへ行く道中の夕焼け

商売繁盛の神様に母のことをお願いしてきました。←ダメ?w

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久しぶり母からの電話

本日、とても久々に母本人から電話がありました。

今日は母が自ら発信して、母が自らスマホを持って会話していたようでした🙌

 

母は63歳ですが、度重なる抗がん剤の使用により歯がありません。(総入れ歯)

そして入院中で、義歯があると衛生的にも安全面的にもよろしくないので、外しています。

 

電話で、しかもまだ呼吸が整わず、そのうえ義歯なし。。

なので、会話の聞き取りが一苦労です。

 

そしてまだイマイチ頭は働いていない模様。

昼夜の感覚もイマイチ無く、食事をしたかもあやふや。。

なんだか別の意味でも不安だけれども、ここは待つしかない。。

 

でも電話をくれるだけでも嬉しいこと。

早くコロナがもう少し落ち着いて、せめて週に一度、たとえ5分でも面会ができる様になればイイな・・・。

 

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順調に水が抜ける

母、昨日より持続的に水を抜いていましたが、詰まることなく順調に水が抜けています。

昨日からおよそ1リットルの水が抜けているとのこと😱

心臓の周りにそんなに水が溜まったいたとは。。。

 

昨日はレントゲンで見る心臓の大きさが胸の幅の80%ほどまで大きくなっていたものが、今日には60%まで縮小!

(通常の健康な人で5〜60%)

 

なんとも嬉しいことです。

 

まだスマホを触ったりは出来ない様で、電話やLINEには無反応です。。

でもお茶やみかんなどは口にしてくれている様で👏

 

と、お昼過ぎに主治医の先生から連絡。

そして、夕方になんと、母から着信が!!

ちょっと元気になったのか!と出ると看護師さん。

話したいが、自分では掛けられないようで、看護師さんが代わりに掛けてくれました。

 

その時に電話口で母が「会いたいー・・・」と😢

今はコロナで面会はできません。

「私も会いたいのよー」などと話していると看護師さんが上の人に相談してくれることになり、なんと少しだけなら面会をOKしてくれました!

なんとあたたかい。。。😢ほろり

 

大急ぎで準備をして、みかんを持って病院へ!

 

まだ苦しそうではあったものの、みかんが食べたいと言ってみたり、お茶が飲みたいと言ってみたり。

でもぼんやりする薬を使っているようで、意識はもうろうと言った感じでした。

 

まだまだ安心できる訳ではないですが、会って会話が出来て久しぶりに肩の緊張が解けた気がしました。

病院の先生、看護師さん等々には本当に感謝感謝です。

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改善しない病状

母、本日の午後にまた状態が悪くなり、再び水を抜く処置。

昨日からの約24時間で昨日抜いた水と同量くらいの水が溜まってしまい、本日約300mlを抜いた。

そして今日からは持続的にずっと水を抜き続けるために袋を付けることになった。

 

母の状態は、心臓の周りに張り付いている膜の間に癌が出来、その癌が水を出して心臓と膜の間に水を溜めてしまっているというもの。

一旦水をしっかり抜き切ることができれば、その隙間は自然に癒着する可能性もあるらしいので、ともかく水を抜くことが大切とのこと。

 

でもそう簡単にもいかないもので、どうしても残ってしまう水があったり、うまく癒着しなかったり、、、

うまく癒着しない場合は大きな病院でなかなか大変な処置をしないといけない。

でも、今はコロナもあって面会も出来ない。

母にとっては大きな病院の高い技術ももちろん必要だとは思う。でも今の母には知った顔や信頼できる先生がいる今の病院の安心感も必要。

大きな病院まではおよそ1時間の道のり。

今の母にはその移動が耐えられるとは思えない。

 

この一年で体力も落ちている。

水が抜けて、心臓の膜が癒着して・・・壁が高すぎで良い想像が何も出来ない。

 

世界で一番いなくなって欲しくない人。

母を連れていかないで欲しい。

祈る先も頼る物も無いけど、文字にすれば届く気がする。

 

母の会社から千羽鶴が届いた。

みんな応援してくれいる。

頑張っている母に、言いたくないけど、言わずにはいられない。

お願い。頑張って。

 

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